環境認識

環境認識 GOLD 2021.11.29~

GOLDの環境認識をしていきます。

画像を別タブ表示しながら解説を追ってください。

MN・月足

レジスタンスラインを終値ベースでブレイクし高値更新。

→ 横軸を消化しながら押し目形成様の値動き。

→ 8月の確定足が陽線のハンマーになってはいるものの、基準となっている価格である1750に対して実体部分との空間があるため、テクニカルシグナルの強度は低い。

→ 8月のハンマーに対して、9月が陰線で確定したことからこのハンマーの優勢性の低さの確度が高くなる。

→ 10月上旬で陰線となるための上ヒゲをつけるべく上昇という見立て。

 

ー10月足確定ー

陰線とはならなかったが、10EMAに抑えられるような形で上ヒゲをつけて確定。

→ 先週の週足が下ヒゲをつけた陽線で確定したため、目線を上に切り替え。

 

月足で引ける上値抵抗線付近にいるため、ここから一気に落とされる可能性も十分ある。

→ この目線が継続

 

W1・週足

3点が機能したトレンドラインを下にブレイク。

→ 月足と同様に、陽線のハンマーとなった足からの上昇は、前回高値に到達することなく下落。

10&25EMAに対して、上ヒゲとなった先週のローソク足に対して、僅かだが高値更新し実体部分も先週より大きい。

→ 上昇継続か、下落に転じるかを読みづらい状況。

10EMAを実体で越えてきたが20SMA & 25EMAに対し、陰線の寄引同時線で確定

→ 下落への転換シグナルとして共通認識されるかがポイント

月足、週足スケールでは方向感が読みづらいが、4時間足では明確に上昇トレンドを形成

→ 1900を試す上昇に派生するのでは。

陽線で確定しトレンドライン上にも実体ベースで復帰(日足では陽線5本)

→ ボリンジャバーンド+2σに食い込んでいるため、このままバンドウォークしていくのか、反発して落とされるのかがポイント

 

ボリンジャーバンド+2σに突っ込んだ上昇は陰線で確定した。

→ 月足、週足ともに高値圏である。

→ 価格配置的に来週は陰線か。

 

ー先週からの続きー

上ヒゲをつける一旦の上昇はあるだろうが、大局としては1700との空間を陰線で埋めにいくという見立て。

 

D1・日足

陽線5本で先週はクローズしたため、そろそろ陰線の足が出ることも警戒したい。

 

見立て通り陰線が出始め、高値圏での揉み合いとなった。

→ しばらくは下落の調整局面か。

 

ー先週からの続きー

月曜から大きく下落。

→ 中長期EMAが収束しているため、1873を基準高値、1730を基準安値としたレンジに移行か。

→ 下位足では戻り高値形成の上昇モメンタムを刻みつつも、一旦の節目は1730という見立て。

 

H4・4時間足

1830を超えるのか跳ね返されるのかが重要な局面、大きな節目であったが難なく突破。

→ とは言うものの、日足で陽線が連続して形成したこと、上昇チャネル上限付近にいることからしばらくは下げるか。

→ ここまで上げていると、レジサポ転換となる1800付近まで下げてこなければ積極的には買えない。

 

チャネル上限に抑えられ高値圏で揉み合い

→ 一旦は調整の下落局面ではあるものの、4時間足スケールでの上昇トレンドは崩れていないため、下げ切ってからの押し目買いを狙いたい場面

 

ー先週からの続きー

押し目買いが機能することなく下落し、多くの押し目買い狙いの買い注文が入ったと思われる価格帯1810がロールリバーサルとなり下落。

→ 売る場合には1810辺りまでしっかりと引きつけたい。

 

H1・1時間足&M30・30分足

1855が押し安値として認識され、下にブレイク後、1870で高値を切り下げへッドアンドショルダーを形成

→ 1時間足では、日足・4時間足の押し目形成の下降トレンド形成という見立て

 

ー先週からの続きー

1時間足スケールではトレンド転換を思わせる形状をしているが、月足と週足のローソク足から買いの優位性は低い。

 

結論

日足スケールのレンジ形成(大局は下)に入ったという見立て。

まずは1730に向けての売り戦略を立て、到達してからは短期上昇モメンタムを狙いたい。

 

環境認識のポイント

  • 月曜に迎えた4時間足スケールでの押し目買いが否定されたことが大きい。
  • 月曜の大きな下落も日足ローソク足の配置から、押し目買いが機能する優位性は非常に低いシチュエーションであった。
  • 11月前半の上昇も、月足では上ヒゲで確定となる様相を呈してきており、この週足が大陰線で確定したことを踏まえると、売り圧力が大きくなっていると見る。

 

 

この解説は、具体的な売買取引を示唆するものではなく、あくまで一般的な状況評価、個人的な見解であり、この内容によって生じたいかなる損害等への責任は、運営者には一切起因しないものとします。