「なかなか勉強時間を確保できない・・・」
「効果的な勉強方法ってあるのかな・・・」
という悩みを抱えている人が多いのが現実。
私もそうでしたが、兼業の場合どうしても拘束されてしまう時間があるため、その中でどうやってトレード学習を続けていけばいいのか?ということは大きな問題ですよね。
この記事では、絶対的な正解はないものの兼業時代に私がどのようにトレード学習を生活スタイルに組み込んできたのかということを余すことなくお話していきますので、ぜひ参考にしてください。
デイトレの勉強時間をどうやって確保する?効果的な方法は?
デイトレの勉強時間をどうやって確保する?効果的な方法ってあるの?について解説していきます。
まず結論からお話すると、私は隙間時間を全てをトレード学習に充てていました。
日中の平均的な就業時間がある中で、とにかく隙間時間ができたら何らかのトレード学習に充てるということを何年も続けていました。
例としては、
- 早めに出勤し、勤務先の駐車場で読書
- 昼休みは、ipadでトレード記録の振り返り
- 車の移動中は、Youtubeで動画を聴きながら移動
- 帰宅後は、ひたすらフォームトレーニング
といったように、まとまった時間ができたらやろうではなく、とにかくどんなに僅かな隙間時間であっても何らかの形でインプットする学習を続けていたんですね。
オススメの書籍
では、読書してきた中でも特に印象に残っている書籍を挙げておきます。
- マーケットの魔術師(青)(緑)
- 新マーケットの魔術師(白)
- デイトレード
- FXの小鬼たち
- システムトレード基本と原則
- 高勝率トレード額のススメ
- 投資苑
- 魔術師たちの心理学
- 欲望と幻想の市場
この中でも特に、マーケットの魔術師シリーズはトレーダーとして大切な在り方や普遍的な考え方を学ぶことができるので非常にオススメ。
また、これらと同時期に自己啓発系の書籍を読んだりもしましたが、その内容がトレーディングに活かされているのかと言われれば、ノーと言った方が適切だと感じているので、限られたリソースをどこに集中させるのかということは常に意識しておきましょう。
何よりも大切なことは、知識ばかりを詰め込み頭でっかちになるのではなく、血の通った経験を通してトレーダーとしての基礎を作ることです。
トレード記録の振り返り
私の考えとしては、トレード記録の振り返りが最も重要なトレード学習だと考えています。
誰かの爆益履歴を見たところで、ハッキリ言ってあなたの成長には繋がりません。
なぜなら、全ての答えは自分の中にしかないわけで、トレード履歴も含めたトレード記録を振り返ることで、自分がやっていることの良し悪しが全て浮き彫りになるから。
私自身がそうでしたが、勝てるようになった大きなキッカケの一つにトレード履歴の内容を統計化してみたということがあります。
それによって得意だと思い込んでいた売りの勝率よりも、苦手意識のあった買いの方が圧倒的に勝率が高かったため、買いに絞ったことで道が開けました。
なので、過去の経験によって勝手にイメージが刷り込まれている可能性を考慮して、一度、全てを洗い出してみましょう。
また、このトレード記録の振り返りには、履歴の他に画像の記録による方法を強くオススメします。
この記事で詳しく解説していますが、あなたのトレードを磨き上げる最高の教材は、動かしようがない事実として克明に記録したあなたのトレード記録。
「トレードノートをつけましょう」とはよく目にしますが、手書きで記録する方法には色々な意味で限界があります。
日常的なメモ程度であれば支障はありませんが、「技術を磨いていくための記録」をするのであれば、チャート画像をキャプチャし認識していた情報の全てを書き記す方法に勝るものはありません。
スタジオ・ジブリの宮崎駿監督が「世の中で大事なことって大抵めんどくさいんだよ」ということを仰っていますが、まさにそのとおりだと思います。
フォームトレーニング
私が運営する講座では、フォームトレーニングと称してメンバー達が日々取り組んでいますが、1つの型を徹底的に神経系に刷り込む練習方法。
これは誰かに教わったわけではなく、どうにか勝てるようにならないかという藁をも掴む思いで試行錯誤する過程で生み出しました。
そして、このフォームトレーニングに取り組み続けているメンバー達が結果を出す機会が増えてきたことによって、改めて正しい技術習得方法であることを実感しています。
まとめ
デイトレの勉強時間をどうやって確保するのか?効果的な学習方法はあるのか?ということについて解説してきました。
この記事を書きながら昔のことを思い返していましたが、物事を築き上げていく過程に近道など存在しないということを改めて感じました。
あのサロンに入れば勝たせてもらえる、という人がSNSでも非常に多いなと感じていますが、本当の意味でトレーダーを目指すのであれば、全てを自己責任の自己完結でやり抜く生き方を築いていきましょう。
また現在、子育てとトレード学習の両立に悪戦苦闘しているという方は、この記事も合わせて読んでみてください。