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デイトレは兼業トレーダーに最適なトレードスタイル!その3つの理由を徹底解説!

「兼業トレーダーだからチャンスが少ない」
「専業になればもっと好きな時間にトレードできるのに・・・」

というジレンマを抱えている人は想像している以上に多いのではないでしょうか。

 

FX、株、仮想通貨のジャンルに関わらず、人の「早く・たくさん・いつでも」稼ぎたいという欲求は普遍的なものであり、四六時中トレードできる環境こそ最高だと勘違いしてしまうもの。

しかし実際は、チャートを見れば見るほど人の意思力は消耗していくため、まだまだ未熟なトレーダーほど、チャートを見ている時間に比例して損失が大きくなるというのが実態ではないでしょうか。

 

この記事では、兼業トレーダーにとってデイトレが最適な理由について、青牛の実体験を踏まえながらお話していきますので、最後までじっくり読んでください。

 

 

デイトレが兼業トレーダーに最適な3つの理由

デイトレが兼業トレーダーに最適な理由は大きく分けて3つあるわけですが、その次にオススメなトレードスタイルはスイング、スキャルピングの順です。

スイングは単純に監視時間を大きく減らすことができますし、スキャルピングは目線の固定ができなければ勝ち負けに関係なく延々とトレードしてしまいがち。

 

それに対し、デイトレは2日に1回程度は普通にトレードチャンスがありますし、スキャルピングのように頻繁にトレードするわけではないので、メンタルへの負荷も抑えることができます。

トレード時間が限られているから、という理由でスキャルピングに手を出す人は非常に多いものですが、その理由で経験が浅いうちからスキャルピングに手を出すことはやめた方がいいでしょう。

 

では、デイトレが兼業トレーダーにオススメの理由を解説していきます。

理由① 監視サイクルを固定できる

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恐らく私を含めたほぼ全ての専業トレーダーが、「ずっとチャートを見ているからといって結果を出せるわけではない」ということに賛同するはず。

曜日や時間帯によってもそうですし、いつでもチャンスがあるわけでは決してありません。

 

それに対し、兼業トレーダーであれば日中は仕事をしていてチャートを見れないのですが、これはチャートを見ないでも済むと言い換えることもできます。

人の脳は、個々のトレードの利益を最大化することよりも、トレード回数を最大化することに魅力を感じるようになっているため、とにかくたくさんトレードした方がいいと考えてしまいがちですが、ここにポジポジ病という罠が潜んでいることを肝に銘じましょう。

 

なので、兼業トレーダーが日中の仕事を終えてから、20時頃から腰を据えてチャートを見るという流れには非常に大きな優位性があります。

よく釣りに例えられますが、いつでもどこでも釣れるわけではなく、その魚が釣れる傾向がありますよね。

 

FXもこれと全く同じで、価格が動き出したり止まったりする時間にも傾向があります。

そして、兼業トレーダーがいつも決まった時間でチャートを見るということは、その時間帯の特徴を把握しやすく、僅かな変化にも気づくことができるという非常に大きな優位性があります。

 

なので、何時、何曜日はチャートを見ることができないということを全く気にする必要はありません。

あなたが見ることができる曜日、時間帯を固定するということを一貫して継続できれば、必ず優位性があるトレードスタイルを構築することができます。

 

理由② ボラティリティが高い時間に監視できる

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これは時間対効果という意味合いが強いのですが、あまり動かない日中の東京時間にポジションを持ってダラダラと保有するのは非常に効率が悪いですよね。

それに対し、ロンドン市場やニューヨーク市場がオープンする時間、それらが重なる時間は値動きが活発になるためしっかりと値幅を抜くことができ、短時間でしっかりと稼ぐことができます。

 

サラリーマンの平均年収を日当換算すると概ね20,000円程度ですが、トレードではものの数分〜数十分でその何倍も稼ぐことが可能。

そして兼業トレーダーであれば、夜の値動きが活発な時間にチャートを監視できるため、時間対効果の面で非常に優れたトレードスタイルを構築できるんですね。

 

この要素は、理由①の監視サイクルの固定と相まって、専業トレーダーよりもむしろ有利であると考えましょう。

 

理由③ 取引スタイルが合っている

トレードスタイルには大きく分けて、スイング、デイトレ、スキャルピングの3つがありますが、その中でもオススメなのがデイトレ。

スイングトレードでもいいのですが、時間軸が長くなることでトレード経験を効率的に積むことができないため、まずはデイトレで経験を積んでいくことがいいでしょう。

 

それに対しスキャルピングは、環境認識が一定水準にできていないと安定して執行することが難しく、目先の値動きに振り回されるばかりで、結果的に熱くなって資金を溶かすというのがあるあるな話。

上位足の環境条件を1分足にまで落とし込み、その秩序を見極めながらトレードする難易度は、初心者がイージーに考えられるほど甘くないことを理解しましょう。

 

これらを踏まえたデイトレのメリットを簡潔に表現すると、トレードスタイルを構築しやすいということ。

毎日とは言わないまでも、1週間に2〜3回はトレードチャンスがあるため、PDCAを回しやすいのが魅力。

 

スキャルピングのように取引回数が多いと、何が良くて何が悪かったのかを自分で評価するのが難しくなってしまい、反省と検証がなおざりになりがち。

デイトレであれば個々のトレードに一定の期間を設けることがあるため、次に繋げる検証もしっかりと蓄積していくことができます。

 

まだまだ技術が育っていないうちに、取引回数を増やしたいがためにスキャルピングをするのではなく、個々のトレードとじっくりと向き合いながら成長していけるデイトレを選択することをオススメします。

 

青牛
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まとめ

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デイトレが兼業トレーダーに最適である3つの理由を解説してきました。

仕事が終わった夜しかチャートを見ることができないことにデメリットを感じている人は非常に多いでしょうが、むしろ決まった時間を監視できるメリットだと考えるべき。

 

決まった曜日の決まった時間に決まった値動きが起こる。

 

監視通貨と監視時間を固定した時、間違いなくこの優位性を発見できるようになりますから、兼業であることをポジティブに捉えトレードスタイルを構築していきましょう。