「俺には才能がないのか・・・」
「性格的に向いていないのか・・・」
と思ったことは誰でも一度はあるはず。
私自身、短期な性格ゆえトレードにはとことん向いていないのかも?と、諦めに似た危機感を何度も抱いてきたのでその気持ちは自分のことのようによく分かります。
でも安心してください。
この記事では、自分自身の性格などを理由に諦めかけているあなたのために、そのネガティブ思考を払拭しポジティブにトレード学習に取り組むための解説をしていきますので、ぜひ参考にしてください。
FXトレーダーに向いてる人ってどんな人?性格や特徴などを徹底解説!
FXトレーダーに向いてる人ってどんな人?ということについて、向いていない人と向いている人に分けてお話していきます。
まずはじめにお断りしておきますが、この記事はあくまで私の経験に基づく主観200%の内容です。
あなたにとって肯定的な内容であれば「やはり俺には絶対できる!」とポジティブに読み進めてもらえればいいですし、否定的な内容であれば「そういう考えもあるよね」と軽く流し読みしてください。
要は、周りの意見なんてものは「その程度」に解釈し、プラス思考で物事と向き合っていきましょう。
FXトレーダーに向いていない人
では、FXトレーダーに向いていない人からお話していきます。
他人に依存する思考
他の項目はともかくとして、これだけは絶対に外せない確定事項。
「あの人がロングしているから私もロングしよう」
「あの人のコピトレをすれば勝てる」
「あの人ならいい情報を知っている」
「あの人について行けば勝てるようにしてもらえる」
「あのサロンなら勝てるようにしてもらえる」
FXトレードとは、パソコンの前に一人で座り全ての意思決定を自ら下す必要があるため、他力本願思考では取り組むこと自体が無理ゲー。
損益という結果に惑わされず、全ての意思決定を自己責任の自己完結で望む在り方が高い次元で求められるということをしっかりと自覚しましょう。
そのためには、日常生活から他人に依存しない在り方が求められます。
「○○さんのせいで・・・」、「自分はちゃんとやったのに・・・」のような考え方から脱却し、『全ては自分次第でどうにでもできる』という強い意志を持ち、感謝の気持ちを持って日々を過ごすようにしましょう。
優柔不断
FXトレードでは、必ず意思決定をしなければいけません。
「あの時、利確しないでホールドしていれば・・・」
「あの時、損切りしていれば損失を抑えることができたのに・・・」
この「たられば」を言い出したらもう本当にキリがなく、底なし沼にズブズブと沈んでいくだけ。
あぁかもこうかも、ということはエントリー前にすでに計画しておくべきことであり、実際にポジションを持ってからは事前に計画したどおりに意思決定を下すことに集中しましょう。
また、普段から優柔不断がちだという人の場合には、外食時のメニュー選びを意識して高速にすることで、少しずつ優柔不断から脱却できるのでオススメです。
勘違い素直
この言葉の表現は難しい部分もあるのですが、要は「ただ単に言われたとおりにしかやらない」のはダメだということ。
どんな些細なことであっても必ず自分の頭で考え、自分の手を汚しながら泥臭い作業を続けていくことがブレイクスルーには欠かせません。
それを通り一辺倒で表面的に解釈し、「分かったような気になる」ことは素直さでは決してないですよね。
答えの成否にこだわるのではなく、まずは「自分ならこう考える」という視点で物事にアプローチするように心がければ、主体的、能動的な在り方が身についていくでしょう。
FXトレーダーに向いている人
では、本題のFXトレーダーに向いている人について解説していきます。
自分を信じ切る強い心
この世界の成功者の多くは、生まれながらにして人よりも優れた才能を持っていたわけではなく、恵まれた家庭に生まれたわけではなく、人よりも多くの失敗を経験しながらも最後まで諦めずに挑戦し続けた人だと考えています。
つまり、どんな時も諦めずに自分を信じ切って歩みを止めなかった人だけが、成功という名の結果を掴み取っているのではないでしょうか。
まさに、「普通の人が普通ではない努力をする」
これを体現できるのは、自分を信じ切る心を持った人だけです。
徹底的にこだわり抜く姿勢
これは横に展開するこだわりではなく、縦に深掘るこだわりを意味します。
ありとあらゆるパターンの採集ではなく、コレと決めた1つに対して徹底的に向き合い続けるこだわりが重要。
どんな世界でも、周りがひいてしまう程に徹底してこだわる人を称賛する時、敬意を持って「プロフェッショナル」という言葉が使われます。
さぁ、今すぐにあなたの中のプロフェッショナルな人をイメージしてみてください。
そこにあなたが目指すべき在り方の答えが必ず眠っています。
天邪鬼
これは、前述の勘違い素直に通ずる話ではあるわけですが、特に日本人はこの天邪鬼の対極にいる人が多いのではないでしょうか。
「人と違うことをするのが不安」
「みんなと同じでいることで安心感を覚える」
この感性を持っているのであれば、9割の人が退場する残酷な相場の世界ではどういう結果が導き出されるのか、ということがよく分かるのではないでしょうか。
それに対し、人と違うことに喜びや優越感を感じる人というのは、それ自体がマイノリティであり、つまり存在自体に優位性があることを意味しています。
とりわけ、トレーダーという生き方を突き詰めている人というのは、いい意味でクレイジーな人が多いというのが私の持論。
つまり、振り切ったモノ勝ちということなのかもしれませんね。
番外編 短期は不利なのか
まず何より私は超短期でした。
今は、以前よりもだいぶ気が長くなったとは思いますが、やはりまだ短期の部類に入る人間でしょう。
そして、FXトレードで熱くなる度に短期な自分を憎み、幾度となく自暴自棄になったわけですが、それでも目の前の課題に全力で取り組み続けることで、知らず知らずのうちに結果が出るようになっていました。
今だからハッキリと分かることですが、感情とは自らの意志とは全く関係なく湧き出てくるものであり、それを制御しようとすること自体が無理なんですね。
ではどうすればいいのかというと、これはtwitterで何度も言っていることですが、暴走できないように物理的な行動対策をとること。
つまり、私の場合で言うと次の2つを徹底しています。
・イラッとしたらチャートを閉じてパソコンの電源を落とす
・メンタルがフラットでないと感じる時はチャートを見ない
信じられないかもしれませんが、たった2つのこの単純なことを徹底するだけで何より大切な資金を守ることができ、暴走して自暴自棄になるであろう自分を排除することができるんですね。
なので、あなたもメンタルがブレることをネガティブに捉えるのではなく、「人間なら当たり前のこと」として捉え、長期的な視点で資金を増やすことを徹底していきましょう。
まとめ
FXトレーダーに向いている人ってどんな人?をテーマにお話してきましたが、結局のところ、どんなトレードスタイルであろうと口座残高が増えていれば正解というのが相場の世界。
ということは、今のあなた自身を卑下する必要は全くないわけで、むしろどんな時でも前向きに考えて歩みを止めないことが大切なのではないでしょうか。
どこぞの誰かを信じてついていこうなんて全くトレーダー的な生き方ではありません。
他人が何を言おうが、俺は俺の道を突き進む。
これこそがトレーダー的な生き方、在り方だと心底思っています。
自分を信じて。