GOLDの環境認識をしていきます。
画像を別タブ表示しながら解説を追ってください。
MN・月足
レジスタンスラインを終値ベースでブレイクし高値更新。
→ 横軸を消化しながら押し目形成様の値動き。
→ 8月の確定足が陽線のハンマーになってはいるものの、基準となっている価格である1750に対して実体部分との空間があるため、テクニカルシグナルの強度は低い。
→ 8月のハンマーに対して、9月が陰線で確定したことからこのハンマーの優勢性の低さの確度が高くなる。
→ 10月上旬で陰線となるための上ヒゲをつけるべく上昇という見立て。
ー10月足確定ー
陰線とはならなかったが、10EMAに抑えられるような形で上ヒゲをつけて確定。
W1・週足
3点が機能したトレンドラインを下にブレイク。
→ 月足と同様に、陽線のハンマーとなった足からの上昇は、前回高値に到達することなく下落。
ー10.18~10.22ー
10&25EMAに対して、上ヒゲとなった先週のローソク足に対して、僅かだが高値更新し実体部分も先週より大きい。
→ 上昇継続か、下落に転じるかを読みづらい状況。
ー先週からの続きー
10EMAを実体で越えてきたが20SMA & 25EMAに対し、陰線の寄引同時線で確定
→ 下落への転換シグナルとして共通認識されるかがポイント
D1・日足
週足の上昇トレンドラインを下にブレイクしてから、そのラインへの再アプローチ場面。
→ ラウンドナンバー1800、180 & 200EMA、ボリンジャーバンド+2σがテクニカルバリアとなり下落。
ー10.18~10.22ー
ここからの下落は続伸せず、先週の高値を超える上昇だったが陽線ではあるものの上ヒゲで確定。
※この環境認識では、この日足に内包される下位足(H1&M30)の値動きがポイント
ー先週からの続きー
週足トレンドラインを下にブレイク後、基準境界線復帰の再上昇
→ H4では上昇トレンド継続様の値動きではあるが、D1では1800に対して上ヒゲで確定
→ 週足と同様に、下落への転換シグナルとして共通認識されるかがポイント
→ D1での前回高値1830付近に寄せられなかったことを考慮すると、D1スケールでの更なる上昇は考えにくいとみる。
H4・4時間足
9月に形成したレンジを10月に上にブレイクし、レジスタンスライン付近まで下落。
→ 一般的にはレジサポ転換場面ではあるものの、月足、週足の背景から機能する可能性は低いという見立て。
→しかし、9月22日につけた戻り高値に対しては高値更新しているため、一旦の上昇のモメンタムは発生する可能性がある。
ー10.18~10.22ー
レジサポ転換からの上昇モメンタムが成立し、前回高値を超える急騰っだったが、1800とレジスタンラインに対して、大陽線からの大陰線としてひけた。
→ そして、この急騰&急落部分が日足では上ヒゲとなったことがポイントで、上昇に飛び乗った買い手のストップを燃料として下落になるという見立て。
ー先週からの続きー
共通認識性が高い上昇チャネル下限を明確にブレイクしたものの、H4単一時間足では上昇トレンドの根拠は崩れていない
→ 1730を目指す下落になるとしても、一旦は押し安値を拾う上昇モメンタムが発生する可能性が高い
H1・1時間足&M30・30分足
H1単一時間では下目線ではあるが、H4での押し安値を拾う上昇モメンタムが発生する可能性を考慮すると、上昇チャネル下限を目指す短期上昇トレンドは少なくとも発生するのでは。
→ スキャルピングでは、上昇を狙う買いポイントはありそうだが、大局的な方向は下目線であることには注意を払いたい。
結論
買いよりも売りが優位な環境
この解説は、具体的な売買取引を示唆するものではなく、あくまで一般的な状況評価、個人的な見解であり、この内容によって生じたいかなる損害等への責任は、運営者には一切起因しないものとします。