パソコン1台あればどこでもできる。
身につけた技術は一生モノ。
など、FXトレードの裁量技術を身につけることは、あなたの人生にとって非常に大きなアドバンテージとなる。
しかし、いざ実際に取り組んでみると目先の損益に一喜一憂し、長期的なビジョンや目標は頭の中からどこかへ行ってしまいがち。
この記事では、FXトレード技術を身につけようと日々励んでいるあなたのために、FXトレードで利殖することで獲得できることの中でも、資本主義社会を生きる者として最大の優位性となる要素について解説していきますので、最後までじっくりと読んでください。
FXトレード最大の優位性は時給だ!時給換算によって見えてくる超合理的な世界!
では、FXトレード最大の優位性は時給だ!ということについてお話していきます。
一般社会における時給の現実
この記事によると、日本の平均年収の中央値である約400万円のケースで1日8時間労働の場合で時給は2,000円、それに2時間の時間外勤務が加わると約1,600円ということが分かります。
しかし、実際は2時間の時間外勤務で済むことの方が少ないでしょうから、実際のより長い拘束時間を考慮すると平均年収400万円の時給はより低い金額になるでしょう。
そして、社会に出て働くということは、それによって得られる成長や経験などたくさんの有意義なことがありますが、恐らく多くの人にとっては様々な苦労やストレスに耐えながら生活を維持するためのライスワークであることが多いのではないでしょうか。
ライフワーク ・・・ 夢や生きがい、やりがいの追求
ライスワーク ・・・ 食べるために働く
また、雇用されている立場である以上、基本的にはその報酬には現実的な上限が設定されているのが残酷な現実。
トレーダーの時給が意味するもの
では、一般社会で働くこと(この記事では働く=雇われて働く労働)に対して、トレーダーが利殖することによって実現しているお金以外のメリットについてお話していきます。
私自身、専業トレーダーとして生計を立てていますが、それは当然、家にいながらお金を稼ぐことを意味しています。
そして、1日の損益が例え先ほどの平均時給1,500円×8時間だったとしても、その金額を獲得するほかにも
- 1時間以内の1回のトレードで日当を獲得
- 誰からもストレスに晒されない
- 家族との時間を最優先とした生活
- 好きなことでお金を稼ぐ
などといったことも同時に実現しているわけです。
トレーダーとは、自らの肉体の代わりにお金に働いてもらうのですから、当然それに伴う様々なリスクやストレスもありますが、それらは受動的なことではなく基本的に全て自身で管理できること。
例え経営者であっても利害関係や社会情勢、自然災害といった自身でコントロールすることができない様々なリスクに晒されていますし、雇用されている立場の労働者であれば、それこそほぼ全てが受け身とならざるを得ません。
これらに対し、トレーダーであれば例え同じ金額を稼ぐとしても、ほぼ全てのリスクを自身でコントロールした上で利殖することができます。
何より、不毛な対人ストレスが一切ありません。
好きでもない誰かや自分よりも能力が劣る上司に忖度することもなく、自らが主戦場とする時間だけ相場と対峙する。
しかしそれは、同時に全てのことが自己責任の自己完結であることを意味しています。
この言葉の意味することはすでにお分かりでしょうが、社会的拘束から解放された生活を実現するということは、それに伴う責任やリスクを全て自分1人で背負うということ。
逆に言うと、一般的に働くということは雇用されることでその身分を保証され、一定の生活水準を担保してもらっているということですよね。
そして、その代わりに雇用主に対して自らの時間を切り売りしているわけです。
1日24時間という限られた時間において、1日に同じ10,000円を稼ぐとしても
- 様々なストレスに晒されながら自らの時間を切り売りするのか
- 全てのリスクを甘受した上で自由な時間を実現するのか
あなたはどちらで人生を歩んでいきたいのか熟考した上で、それを実現するために必要な行動を選択していきましょう。
トレーダーが最高ではないし全てではない
FXトレーダーの時給換算における優位性を解説してきましたが、だからと言ってトレーダーがお金を稼ぐ上で最高でも最良だとも私は全くもって考えていません。
なぜなら、人生の価値観は人それぞれだから。
社会に出て誰かと何かを創り上げることによって、社会に新たな価値を生み出し誰かの人生に貢献するという営みは、人が生きる上で絶対に欠かすことができないことに一切の異論はありません。
そして、トレーダーがただ家にこもり、ひたすら口座残高を増やすことに価値があるとも思えない。
大切なことは、お金というツールを使って何をするのか。
誰かの人生に貢献する価値を生み出す営みこそ、時間という限られたリソースを最大限に投入して追求していくべきことでしょう。
まとめ
時給という切り口から、お金を生み出す方法や考え方、在り方についてお話してきました。
まずは何よりも、あなたの一番近くにいる人を大切にすること。
そして、トレーダーという生き方は、目的ではなく一つの手段であることを肝に銘じましょう。