GOLDの環境認識をしていきます。
画像を別タブ表示しながら解説を追ってください。
MN・月足
レジスタンスラインを終値ベースでブレイクし高値更新。
→ 横軸を消化しながら押し目形成様の値動き。
→ 8月の確定足が陽線のハンマーになってはいるものの、基準となっている価格である1750に対して実体部分との空間があるため、テクニカルシグナルの強度は低い。
→ 8月のハンマーに対して、9月が陰線で確定したことからこのハンマーの優勢性の低さの確度が高くなる。
→ 10月上旬で陰線となるための上ヒゲをつけるべく上昇という見立て。
W1・週足
3点が機能したトレンドラインを下にブレイク。
→ 月足と同様に、陽線のハンマーとなった足からの上昇は、前回高値に到達することなく下落。
ー先週からの続きー
10&25EMAに対して、上ヒゲとなった先週のローソク足に対して、僅かだが高値更新し実体部分も先週より大きい。
→ 上昇継続か、下落に転じるかを読みづらい状況。
D1・日足
週足の上昇トレンドラインを下にブレイクしてから、そのラインへの再アプローチ場面。
→ ラウンドナンバー1800、180 & 200EMA、ボリンジャーバンド+2σがテクニカルバリアとなり下落。
ー先週からの続きー
ここからの下落は続伸せず、先週の高値を超える上昇だったが陽線ではあるものの上ヒゲで確定。
※今回の環境認識では、この日足に内包される下位足(H1&M30)の値動きがポイント
H4・4時間足
9月に形成したレンジを10月に上にブレイクし、レジスタンスライン付近まで下落。
→ 一般的にはレジサポ転換場面ではあるものの、月足、週足の背景から機能する可能性は低いという見立て。
→しかし、9月22日につけた戻り高値に対しては高値更新しているため、一旦の上昇のモメンタムは発生する可能性がある。
ー先週からの続きー
レジサポ転換からの上昇モメンタムが成立し、前回高値を超える急騰っだったが、1800とレジスタンラインに対して、大陽線からの大陰線としてひけた。
→ そして、この急騰&急落部分が日足では上ヒゲとなったことがポイントで、上昇に飛び乗った買い手のストップを燃料として下落になるという見立て。
H1・1時間足&M30・30分足
1800のレジスタンスラインへ上昇したものの、起点となった1791付近の押し目を下に割るいわゆる全戻しの大きな下落。
→ 波形のサイズ感は小さいものの、トレンド転換(H&S)を思わせる値動き
→ 週明け、1800付近での値動きに注目だが、これを上に抜けてくるようであれば、一旦目線をフラットにして仕切り直す必要がある。
結論
買いよりも売りが優位な環境
この解説は、具体的な売買取引を示唆するものではなく、あくまで一般的な状況評価、個人的な見解であり、この内容によって生じたいかなる損害等への責任は、運営者には一切起因しないものとします。