「リスクリワードは1:2〜3でOKだ」
という一般論であなたの思考が固まっているのなら、それは非常にMOTTAINAI。
このnoteにあるように、私は「リスクリワード1:5〜10を日常的なトレード」とし、マルチタイムフレーム分析による高精度な環境認識によって、いわゆる鉄板パターンを上手く捉えた時には、リスクリワード1:50や1:3桁のような「詐欺師でも思いつかないような意味不明なリスクリワード」(青牛式トレードメンバー談)を実現しています。
何よりFXの優位性は「レバレッジの大きさ」ではあるものの、戦略的なリスクリワードの絞り込みができなければ、そのレバレッジを最大限に生かすことができません。
この記事では、あなたのリスクリワードに対する認識を180度変えるどのブログにも載っていない内容を余すことなく解説していきますので、最後までじっくりと読んでください。
※リスクリワードと勝敗率は複雑に関係しており、簡潔な内容とするためにこの記事ではリスクリワードに的を絞り、勝敗率との関係については除外しています。
FXトレードでリスクリワードを極限まで高めるメリット
まず結論からお話すると、FXトレードでリスクリワードを極限まで高める方法は、環境認識をマルチタイムフレーム分析で行うしかないと断言します。
高精度な環境認識を実現する方法
また、そのマルチタイムフレーム分析も、よく言う「日足見て、1時間足見て、5分足見て、エントリー」といったものではありません。
これは、私が普段見ているチャートのレイアウトですが、画像のとおり常に8つの時間足を同時に見ています。
では、なぜ「わざわざ」8つの時間足を見ているのか。
冒頭でもお話したように、一般的なリスクリワード1:2などといったトレードで既に十分な結果が出て満足しているのであれば全く問題ありませんし、これ以上この記事を読み進める必要はありません。
しかし、少ない資金から増やさなくてはいけない場合には、一度このテーマについてじっくりと考える価値はあるでしょう。
青牛の環境認識
私がなぜ「わざわざ」8つの時間足を同時に見ているのか。
実際には、エントリー時には合計9つの時間足を表示しているわけですが、その理由は明確で
「スキャルのストップ幅でスイング規模の波を捉えるため」
これは、スキャルピングの数pipsのストップ幅に対し、スイングトレードのように100pips以上を抜き取ることを意味しています。
詳しく解説すると、日足や4時間足スケールの1つの波を捉える場合、一般的にはそれらの時間足の直近価格までが合理的な根拠となるストップ許容幅ですよね。
しかし、日足や4時間足で動き出す可能性が高いと判断できるテクニカルシグナルを確認し、更に時間足をスケールダウンし小さい時間足でのセットアップ、テクニカルシグナルを見極めることで日足、4時間足の波を捉えるにも関わらずストップを5分足や1分足レベルで絞り込むということが可能になります。
FXトレードのリスクリワードを極限まで高める方法はマルチタイムフレーム分析一択!
では次に、FXトレードのリスクリワードを極限まで高めるマルチタイムフレーム分析とは、何を優位性としているのかを解説していきます。
まず大前提として、あなたが対峙しているチャートとは、相場参加者の集団心理によって形成されています。
そして、相場参加者の多くが共通認識している程、そのチャートが形成しているパターンが成立する確率的傾向は大きくなりますよね。
私はこの相場参加者の動意づけを「モメンタム」と解釈し形容しますが、つまり、相場参加者が「勝手に定義し認識したチャートパターン」をその人達の多くが認識するからそれが成立するわけです。
そして、全ての時間足にはそれぞれを生業とするトレーダーが存在し、それぞれの時間足、それぞれのトレードスタイルで売買をしています。
高精度な環境認識であるマルチタイムフレーム分析によって、そのあらゆる時間足のトレーダーが共通認識している(可能性が高い)モメンタムを認識し味方につけることで、自身のトレードの確率的傾向を可能な限り高めているんですね。
ここまで読み進められたのであれば、これを実現するにはマルチタイムフレーム分析しかないということが分かるでしょう。
まとめ
FXトレードのリスクリワードを極限まで高めるためにはマルチタイムフレーム分析一択という話をしてきました。
結局のところ、どこまで追究するのか、どこで良しとするのか、どこに妥協点を見出すのかに正解はなく、その答えは全てあなた次第。
他人に敷かれたレールや誰かの表面的な真似事には長期的な優位性はありません。
トレーダーならば、全ての物事を自己責任の自己完結で行うべき。
この記事でお話したトレードスタイルも絶対的な正解では決してなく、青牛というトレーダーが実現したいものを追究した結果、行き着いたものがこれだったというだけ。
「あなたの実現したいトレードスタイルは何ですか?」
まずは、この答えを明確に描いてみましょう。