FXのやり方を調べても口座開設のサイトばかりで、求めている情報がなかなか見つからないのがgoogle検索での悲しい現状。
そして、アプリなどが格段に使いやすくなった現在では、初心者でも簡単に稼げる系のキャッチコピーが横行し、安易に稼げると考えてカモられる初心者が非常に多いのではないでしょうか。
FXで実力をつけていくためには、正しい知識を正しい順番で身につけていくことが大切ではあるものの、初心者の時点でその判断がつくことは現実的に不可能というもの。
この記事では、FXのやり方決定版として、初心者の方がなるべく失敗せずに確実に稼ぐための方法を解説していきますので最後までじっくりと読んでください。
【FXのやり方決定版】初心者が失敗せずに確実に稼ぐ方法はコレだ!
【FXのやり方決定版】初心者が失敗せずに確実に稼ぐ方法はコレだ!を2つの項目に分けて解説していきます。
【FXのやり方】初心者が失敗しないためのポイント
はじめに、FXのやり方として初心者が失敗しないためのポイントをお話します。
まず結論からお話すると、全く失敗せずに勝てるようになることは絶対に不可能だということ。
しかし、それは日常生活においても全く同じことなので、誰しも当たり前の事実として受け入れられることでしょう。
そして、ひとえに失敗といっても「経験した方がいい失敗」と「避けた方がいい失敗」が存在します。
ただ、頭では分かっていても実際に自身で体験しなければ、血の通った経験として理解できないのが人の常ではあるため、その点を十分承知した上で読み進めてください。
経験した方がいい失敗①「自分の頭で考え、自分で行動したことによる失敗」
これはFXに限らずですが、成功する人は物事を主体的に考え、能動的に行動します。
誰かに依存したり、大切な判断を他人に委ねるようなことは絶対にしません。
例えそれが他人の真似事であったとしても、そこに何らかの自身の考え、意図があるのなら、それはれっきとしたあなた自身の経験になります。
私がFXの学習に取り組み始めた頃と比較すると、今はネット上に膨大な情報が溢れており、主体的な考えを持たずに全ての情報と向き合っていては何が何だか分からなくなり頭がパンクしても当然。
なので、まずは手当たり次第に情報を集め膨大なインプット作業に取り組み、それからあなたにとって必要な情報を取捨選択していくのがベター。
そして、「こうしたらどうなるんだろう?」という類の疑問は、『まずは自分でやってみる(考察する)』という行動習慣を徹底し、誰かに安易に質問することで自ら考える力を削り取っていくようなことは絶対にやめましょう。
自分の頭で考え、自らの手を汚しながらトレーダーとして必要な経験、力を培っていくことが何よりも重要です。
経験した方がいい失敗②「色々な手法を試してみる」
FXトレードには実に様々な手法が存在していますが、大局的には順張りか逆張りの2つしかありません。
にも関わらず、存在する手法の数は星を数えるほどで、初心者にはその是非を判断することすら難しいのが現実。
しかし、初めからあなたにピッタリの手法を見つけることなどほぼほぼ不可能なわけで、それを見つけるためには前述のとおり、あなた自身の手を動かして試行錯誤するほかありません。
どれほど魅力的に見える手法でも、あなたの性格やライフスタイルに合っていなければ使いこなすことは難しいため、検証作業をキッチリと行い見極めていきましょう。
何が正解ということは絶対にありません。
何度も言いますが、「あなたに合った手法」を見つけることが何よりも大切です。
経験した方がいい失敗③「少額での強制ロスカット(無限ナンピン)」
この失敗については、長期的に考えた時に最も重要と言えるかもしれません。
なぜなら、無謀なトレードで資金1万円が強制ロスカットになるようなら、資金量がどれだけ豊富にあろうとも確実に強制ロスカットになるから。
前述のとおり、「人は頭では分かっているのに・・・」という生き物。
そして、この強制ロスカットになるようなシチュエーションこそ、誰しもが頭では分かっているのに損切りできないがために訪れる悲劇なんですね。
であるならば、少額のうちにこの通過儀礼を経験してしまいましょう。
1万円を溶かす、100万円を溶かす、あなたはどちらがいいですか?
では次に、経験した方がいい失敗の対極に位置する「避けた方がいい失敗」についてお話します。
避けた方がいい失敗①「コピトレ・ミラトレ」
避けた方がいい失敗のまず1つ目は、コピトレ、ミラトレ。
つまり、誰かのトレードに意味も分からずに便乗して同じようにポジションを取ること。
これはある意味、どこの誰かも分からない他人に自らの資金を預けることと同じで非常に愚かな行為。
コピトレ、ミラトレによって大きな損失を経験したとしても、「こんなバカなことやめておけばよかった」程度の経験としてしか意味を持ちませんし、トレーダーを目指す上で必要な経験値とは残念ながらなりません。
自分で検証すらしていないサインツールに大切な資金を投入することは絶対にやめておきましょう。
避けた方がいい失敗②「誤った勝ち方」
次に避けた方がいい失敗は、あなたの売買ルールではない方法で利益を手にすること。
「どう見ても上がりそうだからルールとは違うけど一回だけならいいか・・・」
この悪魔の囁きによるたった1回の油断によって手にした利益が、あなたの心に大きな隙を作ることになり、同じようなシチュエーションが訪れる度にあなたの意思とは関係なく、トレードルールなどお構いなしに脳がトレードするように促してきます。
誤った勝ち方をするくらいなら、ルール通りのトレードで負ける方が比較にならないほど有益な経験です。
誤った勝ち方によって、知らず知らずのうちトレードスタイルを汚染することがないよう気をつけましょう。
避けた方がいい失敗③「オシレーター、インジケーターを入れまくる」
最後は、恐らく多くの人が一度は経験する失敗でしょう。
ボリンジャーバンド、MA、RSI、MACD、一目均衡表、ストキャスティクスなどなど、ありとあらゆるオシレーター、インジケーターを入れまくり、いつ何を見ればいいのかの判断ができるわけもなく過剰最適化の罠にどっぷりとハマる。
Aが効いているけど、同時に効いていないBが悪となり、Bが効いたと思ったら今度は効いていないCが悪となる。
こんな堂々巡りをしていては、本当に大切なことにいつまで経っても辿り着けるわけがありません。
そもそも、変わり続ける相場に対して一貫した基準を持って向き合い続けるためには、あなたが採用する可変要素を限りなく少なくする必要があります。
つまり、先ほどのようにAが効けばBが効かないなどといった混乱を避けるために、相反する要素が可能な限り同時発生しないようにシンプルなトレード手法を構築する必要があるということ。
ただ、技術が磨かれていった先には、一見相反する2つの要素が存在するからこそ大きな優位性となり得るというという世界も存在することを頭の片隅に入れておきましょう。
【FXのやり方】初心者が確実に稼ぐ方法
では最後に、初心者が確実に稼ぐ方法をお話します。
まず下のイラストを見てください。
※この方法を実践するためにはマルチタイムフレーム分析の技術が必要になりますが、この方法に限らずマルチタイムフレーム分析はFXトレードにおいて必修の技術ですから、時間をかけて身につけていきましょう。
やることはいたってシンプル。
- 日足でダウ理論上、重要な安値に水平線を引く。
- その水平線を基準に4時間足で形成されるダブルボトムの2番底(A)を待つ。
- (A)の部分において30分足で同様にダブルボトムが形成されるのを待つ。
- 30分足で形成されたダブルボトムの2番底(B)を5分足で見る。
- 5分足でも同様にダブルボトムが形成されるのを待つ。
- 5分足で形成されたダブルボトムの2番底(C)を1分足で見る。
- 1分足でのダブルボトム2番底でエントリー。
- ストップは1分足直近安値、利確は5分足直近高値。
つまり、フラクタル構造で形成されるダブルボトムをスケールダウンしながら一旦は反発する優位性が大きい値動きを抜き取る手法。
ストップと利確も明確なので、あとはあなたがこのセットアップを厳密に見極め、その時まで待ち続けることができるかが勝負です。
インジケーターやオシレーターを一切使いませんから、手法が固まっていないという方は試してみる価値は十分あるでしょう。
まとめ
【FXのやり方決定版】初心者が失敗せずに確実に稼ぐ方法はコレだ!をテーマに解説してきました。
何事も学ぶ過程に関わらず実践する以上は何らかの失敗は避けられないわけで、それがFXの場合には資金がなければトレード自体ができなくなってしまいますよね。
そして、1つ1つの失敗を失敗で終わらせず血肉としていくためには、1つの出来事と真剣に向き合い続ける必要があり、その経験値を継続的に獲得していくためにも、とにかく少額のうちにあらゆる失敗を経験することが重要になってきます。
「経験した方がいい失敗」と「避けた方がいい失敗」
どうせ失敗するのなら、有益な経験値を獲得できる失敗を選択していきましょう。