「いつもエントリーポイントを探している・・・」
「気づけばエントリーしてしまっている・・・」
というそこのあなた。
ごめんなさい、残念ながらポジポジ病です。
FXに取り組んでいれば、恐らく誰でも一度はかかったことがあるこのポジポジ病。
この記事では、なぜポジポジ病になってしまうのか?ということや、どのように克服していけばいいのか?ということを青牛の実体験ベースで解説してきますので、ぜひ参考にしてください。
FXデイトレのポジポジ病は治らない?対策や克服せずに勝てるのか?を徹底解説!
それでは、FXデイトレのポジポジ病は治らない?対策や克服せずに勝てるのか?ということを解説していきます。
まず結論からお話すると、ポジポジ病を治すことは可能。
なぜなら、私自身もポジポジ病を克服して勝てるようになった現在があるから。
では、ポジポジ病を克服して勝てるようになるためのビクトリーロードをお話していきます。
ポジポジ病になる原因
色々なトレードスタイルがある以上、その原因を1つに限定することはできませんが、どれにも共通する原因はこの2つに絞り込めるでしょう。
原因その1 メンタルの崩壊
最もメジャーな発病要因は間違いなくコレ。
- 連続して損切りになる
- 自信があったトレードが損切りになる
- 利確後にグイグイと伸びる
などなど、その引き金となる出来事も多々あるわけですが、それによって引き起こされる暴走行為がどのような末路を辿るのかは、あなた自身が重々分かっているとおり。
原因その2 フォームが固まっていない
いわゆる手法が固まっていないと、目の前で起こっている全ての値動きがチャンスに見えてしまい、気づけば飛び乗っているというのがあるある。
一貫したフォームが細胞レベルにまでしっかりと落とし込まれていれば、フォーム以外の場面は気持ち悪くてエントリーしようという考えすら一切浮かびません。
あれこれと色々な手法に目移りしている人は、まずはトレード履歴を見返してチャートと照らし合わせ、自分が何をやっているのかという事実を客観的に見直すこと。
ポジポジ病を克服する方法
断言しますが、最も即効性のある薬はチャートを閉じパソコンの電源を落とすこと。
要は、熱くなってしまった自分が暴走できないように物理的な対策を取るということです。
人は、習慣で行動形態が決定づけられる生き物ですから、これを繰り返すことで熱くなりそうになったら自然とパソコンの電源を落とし、頭を冷やし気持ちをリセットするというルーティンができるようになるでしょう。
しかし、これ自体はあくまで対処療法なので根本的な解決にはなっていません。
ではどうするのか?ということを次にお話します。
ポジポジ病を再発させないために
私自身、非常に短気な性格ですが、今となってはポジポジ病との因果関係はあまり感じていません。
勝てない頃は熱くなって暴走し資金を溶かす度に自分の短気な性格を悲嘆したものですが、その根本的な原因はもっと別のところにありました。
ポジポジ病を再発させないために最も重要なことは、日常生活を丁寧に生きること。
私は全くもってスピリチュアル信仰でもありませんし、完全なテクニカルトレーダーですが、このマインドセットを本当に大切にしています。
この日常生活を丁寧に生きるとは、
- 人にあったら挨拶をする
- お礼やお詫びをきちんと伝える
- 落ちているゴミを拾う
- 足で物をどかさない
- 身なりを清潔に整える
などなど、人として当たり前の行動基準の高さを指します。
つまり、日常生活でこれと全く逆の行動を選択しているにも関わらず、ことトレードの時だけ、
損切りになっても穏やかな気持ちでいよう
決めたルールを守ろう
なんて謎過ぎますよね。
あなたが想像している以上に相場の世界は高く険しい壁で覆われていて、高い人間力が要求されます。
まずはこのことをしっかりと理解しなければ、小手先のテクニカル分析を学んだり意識高い系のサロンに入ったところで目先のやった感は得られるでしょうが、相場の世界で生き抜くことは絶望的に難しいでしょう。
難しいことなど何一つありません。
保育園や小学生の頃に、先生に「これは大切ですよ」と教えられた礼儀や道徳を大人になってもできていますか?ということ。
ここまで読み進めれば、「トレードの時だけ」悟りを開いた仏様のように心穏やかに立ち回ろうなどという思考が、いかに自己都合な考えだということが分かったでしょう。
まとめ
トレーダーの三大疾病の一つであるポジポジ病について解説してきました。(他の2つは知りません笑)
ポジポジ病を克服したいのであれば、その大前提として日常生活をしっかり整えること。
相場の世界だけは聖人になろうという意味不明な戯言は捨て、1日1日を丁寧に過ごしていく中でトレーダー像を築いていきましょう。