デイトレ

FXのデイトレでルール作りに必須な3つの要素を徹底解説!

「仕事が終わってからだとチャンスがない・・・」
「兼業だとチャンスに恵まれない・・・」

といった誤解を抱えながら日々、相場と向き合っている人は案外多いのではないでしょうか。

 

私自身も兼業の頃は、チャンスが訪れそうな日にチャートに張り付いていられないことに大きなストレスを感じていたものですが、専業となった今とはっては全くそんなことはありません。

むしろ、「このタイミングまで待つ」という明確な基準を持っているため、それ以外のタイミングで大きな値動きが発生したとしても、それはしょうがないと割り切れるようになりました。

 

この記事では、兼業トレーダーを目指し日々、家族のために奮闘しているお父さんのために、デイトレで勝てるようになるために重要なことを余すことなくお話していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

FXのデイトレでルール作りに必須な3つの要素を徹底解説!

landmark photography of trees near rocky mountain under blue skies daytime

FXのデイトレでルール作りに必須なつ3の要素についてお話していきます。

この3つのルールは、非常にシンプルではあるものの普遍的に通用する超重要な要素なので、あなたの実生活にしっかりと落とし込めるように理解を深めておきましょう。

 

それでは解説していきます。

時間(監視時間)

人の一生が寿命という概念で支配されているということは、つまりこの世界は時間という数字に支配されていることを意味します。

そして、それは相場の世界にも全く同じように作用し、値動きに一定の規則性を生み出すこともしばしば。

 

よく釣りに例えられますが、その魚が釣れるタイミング(季節・時間帯・気候)は釣果と絶対に切り離せない要素であり、釣れない(釣れづらい)時間にいくら息巻いて竿を振り続けたところで釣れるわけがありませんよね。

デイトレもこれと全く同じで、特定の時間帯を継続して監視し続けることで「その時間帯の値動きの傾向」が把握できるようになってきます。

 

逆に言ってしまうと、暇さえあればチャートを見るような一貫性のないことをやっているようでは、いつまで経っても時間という大きな優位性を味方につけられないということ。

そして、「仕事が終わって帰宅してからしかチャートを見ることができない」という環境は、時間という優位性を身につける上で非常に強い追いとして作用します。

 

つまり、20時から24時までしか見ることができないのであれば、その時間帯の値動きを1年間を通して監視し続けることで、その時間帯の特徴を把握することができ、トレーディング全体の優位性を大きく底上げすることができるんですね。

なので、この時間しか監視できないというネガティブな前提ではなく、特定の時間に特化して監視し続けるというポジティブな考えにシフトして、チャートと向き合うようにしましょう。

 

監視通貨

landscape photography of mountain hit by sun rays

まず結論からお話すると、昔の私は一貫してEURUSDだけを3年間監視し続けました。

しかし残念なことに、その時の私には前述の時間という概念が皆無だったので、その優位性を活かしたルール作りに結びつけることは全くできませんでした。

 

この監視通貨の考え方は非常にシンプルで、あなたがマグロを釣りたいのならマグロ釣りのスペシャリストになるべきだし、メダカ釣りを極めたいのならそれに特化する必要がある。

つまり、同じ「魚」という生き物でも、住む場所が違えば行動特性から始まってあらゆる要素が異なるため、その道に特化する必要があるということです。

 

すでにあなたも肌で感じているように、USD系、EUR系、GBP系、AUD系などそれらの値動きは同じ通貨とはいえ全く違いますよね。

それら個々の特徴を味方につけて優位性のあるトレードルールを作るためには、必然的に監視通貨を限定するという答えに行き着くことが理解できるでしょう。

 

ポジション保有時間

このポジション保有時間を明確にしておかなければ、チキン利確になったり、欲に溺れて含み益を握り潰したりといった事態が頻発します。

そして、それを繰り返していてはいつまで経ってもトレードスタイルを固めることができません。

 

ちなみに私のデイトレの考え方は、1時間足か30分足を1本から2本抜き取ることを明確な基準としています。

それより短い時間で利確するということは、微益撤退か損切りするということであり、それ以上長い時間保有するということは、そもそものトレード戦略がスイング規模の波を抜くことを狙っていることを意味しているということ。

 

そして、これらを自分のルール・明確な基準として事前に定めてあることが重要。

たまたま伸びたからホールド、想定外に逆行したから塩漬け、こんなことをやっていて勝てるトレーダーになれるわけがありませんよね。

 

利確、損切りから始まり、あなたの執行時間足においてどういう時間枠でトレードするのか?ということを事前に・明確に定めておきましょう。

 

青牛
青牛
今回お話した内容にマルチタイムフレーム分析が加わればマジで最強です。
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まとめ

gray and black mountain under cloudy sky

FXのデイトレでルール作りに必要な3つの重要な要素についてお話してきました。

 

冒頭でもお話しましたが、兼業だからといって監視時間が限定されることは決して悲観することがありません。

むしろ、特定の時間枠のスペシャリストになるチャンスだと思ってください。

 

トレードで勝てるようになりたいのであれば、広く浅くではなく、間違いなく狭く深くです。

やるべきことを明確にし、とことん突き詰めていきましょう。