「スキャルピングに環境認識なんていらないでしょ」
「スキャルピングなら1時間足まで見ておけば大丈夫でしょ」
と安易な考えを持っている人もいるわけですが、スキャルピングこそ環境認識をしっかりとやっておかなければ相場にボロッボロにシバかれます。
上位足から下位足までの全ての時間足の値動きは繋がっており、どれか1つに見落としがあれば、「何で上手くいかなかったの?」というジレンマをいつまでも手法に対して抱え続けることになってしまう。
そのジレンマを解消するには、マルチタイムフレーム分析によってしっかりと環境認識をやっていくしかありません。
この記事では、スキャルピングでどのようにマルチタイムフレーム分析をやっていくのかということを解説していきますので、最後までじっくりと読んでください。
また、後段でTwitter界隈でもトップにいる2人のスキャルピングのプロを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
スキャルピングの環境認識にマルチタイムフレーム分析は必須!
スキャルピングの環境認識にマルチタイムフレーム分析をどのように活用していくのかを解説していきます。
上位足は下位足を内包(支配)している
月足を最大のローソク足として、以下全ての足でこの原則が成立しているわけですが、であるならば必然的に上位足の環境条件を把握している方が有利に立ち回ることができます。
スキャルピング、デイトレ、スイングのどんなトレードスタイルであっても、その精度を極限まで上げようとするのなら、マルチタイムフレーム分析による高精度な環境認識が必須であることをまずはしっかりと理解しましょう。
日足・1時間足・5分足・1分足を同時表示する
私の場合は、常に月足から5分足までの8つの時間足を同時表示していますが、いきなりそれは難易度が高過ぎるので、まずはこの4つの時間足を同時表示するようにしましょう。
その最大の理由は、秩序が頻繁に入れ替わる1分足の値動きで迷子にならないため。
スキャルピングの難しさはこれに尽きます。
単発のトレードであれば大きな問題にはなりませんが、それが回数を重ねるごとに目の前の値動きに没入してしまい、本来のトレード戦略から大きく道が外れてしまったという経験は誰でもあるでしょう。
このリスクを回避するために、今自分がどの場所にいて、何をどの程度狙っていて、どうなったらその戦略の優位性が失われるのかを客観視できるようにするための方法です。
初めのうちは慣れないかもしれませんが、今よりもトレードの精度を上げるためにぜひ実践してみてください。
日足が陽線・陰線のどちらになるのかをイメージする
恐らく本当に実力があるトレーダーほど、このことを重要視しているでしょう。
何を隠そう私自身も、今日の日足が陽線と陰線のどちらになるのかをイメージするようになってからトレード精度が劇的に向上しました。
これがスキャルピングであれば、その恩恵は非常に大きなものになるため、この技術習得は必修です。
チャートをチェックし日足が陽線になると判断したのであれば、買い戦略に優位性があるということですから買い場を探っていく。
また、これを実践することで、いわゆる4本値(高値・安値・始値・終値)が相場参加者に意識されていることがよく分かるようになりますから、ぜひ実践してください。
ローソク足というインジケーターの威力はあなたが思っている以上に強力ですよ。
スキャルピングはこの2人から学べ!
ここからは、私も普段からよく交流させて頂いている2人のトップトレーダーを紹介します。
まず1人目は、
ゾーマさん @timusuke0130
このヘッダー画像とゾーマというドラクエのボスキャラの名前から、かなりダークな人かと勘違いしてしまう人も多いかもしれませんが、実際に話すとメチャメチャいい人。
そして、私がゾーマさんをトレーダーとして最もリスペクトしている点は、相場の時間に対する概念の捉え方を完全にロジック化していること。
相場の値動きは人の集団心理で形成されており、人に寿命があるということは必然的に時間に支配されているわけで、相場においてもこの時間という概念は非常に重要。
この部分をゾーマさんは、再現性のあるとても分かりやすいロジックとしているので、興味がある方は是非ゾーマさんのnoteやライブから勉強してみてください。
ゾーマさんnote https://note.com/timusuke0130/
ゾーマさんYouTube https://www.youtube.com/channel/UC6cFX-GHJrXMzREhTeo921g/videos
Assちゃん @Ass_Goldtrader
2人目はAss@Trader
彼とは非常にフレンドな中でいつも楽しくやらせてもらっているのですが、何が凄いってローソク足のヒゲ先を捉える技術。
たまたまヒゲ先をピンポイントで捉えることは誰でもいつかはできますが、それをいつものエントリーで当たり前のようにやってのけるのが神がかっています。
レンジ相場で彼に勝てるトレーダーは、ドナルド・トランプ以外に知りません。
また、彼が編み出した手法を本気で取り組む意思がある人に無料で教えているという姿勢もリスペクト。
ヒゲ先を捉える技術を盗みたいという人は、ぜひ彼が日々ツィートするキャプチャ画像をチェックしてみてください。
まとめ
スキャルピングの環境認識にマルチタイムフレーム分析が必須であること、どうやって活かしていくのかを解説してきました。
また後段では、ぜひ参考にして力をつけて欲しい凄腕トレーダー2人を紹介させて頂きました。
インターネット全盛のため様々な情報が溢れていますが、あなたにとって本当に有益な価値ある情報を掴み取っていきましょう。
この記事が少しでもそのお役に立てば幸いです。